結婚式場探し(ブライダルフェア)・式場見学の時や、式場との打ち合わせの時にもらう「見積書」ですが、誰もが初めてのこと。見方がわからないのも当然ですよね。
よく「結婚式は初回見積もりから+100万円は妥当」と聞きますが、それが当然だと思い込んだままだと大幅に損します!
見積もり書の見方を知ることで、結婚式費用・予算の値引き交渉も行うことができます。
多少の金額アップは許せますが、私からすると100万円なんて大きすぎます。できるだけ費用は押さえたいですよね。
どうやったら初回見積もりからの金額アップを防ぐことができるか?それは「見積書の内容をしっかり把握しておくこと、見積書の解読法を知っておくこと」だと思います。
式場と契約して準備を進めていっている時に「この項目はプランに含まれてない!?見落としてたぁ」と後から後悔しなくていいように、本記事では、プレ花嫁さんのために結婚式での大幅節約に繋がるための見積もりの見方や注意点・チェックポイントを徹底的に解説していきます。
1.結婚式の見積書の見方と解読法
結婚式の見積もり内容はたくさんありますが、大きな項目の合計金額だけ見て安心していたらいけません。1つ1つ項目別に細かく確認して行く必要があります。
ブライダルフェアの時に一目ぼれして惹かれていたけど、実際に準備を進めていくと「え?この料金内だとなんだか質素…」と思ったことはありませんか?
それは、ブライダルフェアの時に私達素人が見せられるのは「最高ランクのつめあわせ」だからです。=初回見積もりの内容には最低ランクのものしか含まれていないということにもなります。
料金アップの原因は大きく分けて次の3つ。
・ランクアップすることで料金アップ
・ゲストの人数が増えることで料金アップ
・アイテムを追加すればするほど料金アップ
これらの3つを頭に入れた上で、見積もり書の内容を見て行くとわかりやすいです。
これから項目ごとの見積書の解読法(見積書にのっていない内容)と確認すべき内容を紹介していきますが、最も重要なのは…
こちらから聞かないとわざわざ教えてはくれないという事です。
みんな最初は無知だから全部教えてくれればいいのにね。
無知なまま行くと損だということ。
①挙式
挙式には教会式・神前式・人前式があり、挙式スタイルによってまず費用が変わります。
人前式は1番安く、教会式が1番高いので見積もりに入っている内容が人前式だと、挙式スタイルを教会式に変更した場合料金アップします。
挙式に必要なものは以下の通りです。何が含まれるのか、追加でかかるものは何かを確認しましょう。
<挙式に必要なアイテム>
・リングピロー、結婚証明書、牧師、サイン時に必要なペン、
<追加料金がかかることが多いアイテム>
・演奏やBGM、フラワーシャワー、会場装花
挙式に必要なアイテムの1つであるリングピローは、式場のものをそのままレンタルできたり、手作りしたものを持ち込める場合とあると思います。
挙式に必要不可欠なフラワーシャワーや会場装花は挙式料に含まれていない事や、最低ランクのものしか含まれていないことが多いので確認が必要です。
また、BGMに関しては普通は挙式料金に含まれていますが、生演奏にするとプラス料金がかかるという式場もあるので注意が必要です。
披露宴では好きな曲をかけれることが多いけど、挙式ではその式場の曲しかかけれないことも。(生演奏であれば尚更)
挙式時のBGMにもこだわりたい人は要確認!
私たちの式場は、大好きなディズニーを生演奏してもらえるという最高なリクエストを受け付けてくれた♪
・見積書に入っている挙式スタイルはどれか
・必要アイテムは揃っているか
②会場費・会場スタッフ関連
結婚式場の見積もりの中でもややこしい項目ですが、披露宴会場や会場スタッフにまつわる費用です。
会場費や会場スタッフ関連は、つい見落としがちなところでもあるので確認しておきましょう。
<会場費とは>
挙式会場もそうですが、披露宴会場、親族や新郎新婦の控え室、余興の準備で使う部屋、ゲストの更衣室なども会場費の1つです。
<見積もりに含まれていないことがある>
・介添料(アテンド)といって当日花嫁にずっと付き添って案内したり、ヘアやメイクがくずれていないか常にチェックし、ドレスを整えたりするスタッフにかかる料金です。
・ほとんどの式場では含まれていないことが多く、式後見積書を見て知ったというカップルが多いのが「延長料金」です。スピーチや余興など長引き、時間をオーバーしてしまうと式場側から追加料金を請求されてしまうことも。
介添料は含まれていないならいらないんじゃないか?と思うかもしれませんが、当日花嫁さんはあちこちと移動しなければいけませんしその都度自分のヘアやメイクに気を使っている暇などありません!
いろんな場面で写真を撮る機会もあるので、常にヘアやメイク、ドレスを綺麗に整えてくれる介添スタッフは必要不可欠です。
・会場費に含まれているものは何か
・介添スタッフはちゃんと含まれているかどうか
・延長料金は何時間超えたら発生するのか
③音響や照明
結婚式の雰囲気を左右するBGM、好きな曲をかけれるんじゃないの?と思うかもしれませんが、「著作権問題」があるので式場によってルールや決まりごとが違うのです。
<式場によって異なるBGMルール例>
・レンタルや購入したCDはOKだけど、ダウンロードはNG
・著作権フリーの曲のみで、有名曲は一切NG
・購入したものだけOK
・リクエストもらえれば、式場が準備してくれる
このように、好きな曲を一切かけれない場合、持ち込み方法によってはかけれる場合とに分かれます。
また、自分達が好きな有名曲をかけれない場合や、購入する必要があると費用がかかったりと式場によって様々なので、BGMにこだわりたい人は要確認ですね。
<BGM以外にかかる音響関係>
・カラオケ使用料
・プロジェクターやスクリーンの使用料
BGM以外にも演出の一部であるカラオケ使用料や、ムービーを流すためのプロジェクターやスクリーンの使用料が別でかかる可能性もあります。
ブライダルフェアの時見た「3面スクリーン」に魅力を感じて、そこでムービー関係を流したらすごい迫力!と思い込んでいたけど、実際に料金内で流せるのは2面スクリーンのみ。3面スクリーンで流すには別料金がかかるとのことだった。
見事に騙された感じだった。
このように、ブライダルフェアで見た高ランクのスクリーンはプラス料金がかかるのに対し、低ランクのスクリーンでは何か味気ない…となってしまうと悲しいので最初に確認していた方がよさそうです。
・好きな曲を自由にかけることは可能かどうか
・プロジェクターやスクリーンのレンタル料金はいくらか
④演出
演出と言えば、たいてい披露宴の時に行うことを想像しがちですが、挙式の時に含まれる「フラワーシャワー」も演出の1つとなるので、料金内に含まれているのか確認しておきましょう。
そして、演出はほとんどの場合で別料金になることが多いようです。
低ランクのものから高ランクのものまであるので、演出では何ができるのかをまず確認しておきましょう。
式場の演出をそのまま使う場合と、自分達でオリジナルで持ち込んだ演出をするカップルも増えてきています。
演出内容によってはぐっと価格を抑えることができる!
自分達でオリジナルの演出をする場合は、本当にそれが可能かどうか、持ち込み物がある場合は持ち込み料なども確認しておこう!
・見積もり内の演出には何が含まれているのか?
・演出では何ができるのか内容と価格表を見せてもらう
・自分達で企画する場合の持ち込み料を確認
⑤司会者
結婚式の進行をしてくれる重要人物である「司会者」は、2人のテーマにあった進行をしてくれるのかがカギとなります。
式場によっては(性別や経歴など)司会者を選べたり、持ち込みが可能な場所もありますが、ここはプロにお任せした方がいいでしょう。
・(希望であれば)司会者の持ち込みは可能かどうか
・司会者を選ぶことができるか?
⑥テーブルコーディネート
ブライダルフェアの時に最も注目すべきポイントでもあるテーブルコーディネートですが、素人である私たちは「こんな素敵なテーブルコーディネートができるなんて!」とすぐに引き込まれてしまいます。
思い出してもらいたいのが、ブライダルフェアの時に見せられるテーブルコーディネートは「最高ランクのものをつめこんだものたち」ということ。
披露宴の時にゲストが座るテーブルのコーディネートのことで、お花は装花の部分になってきますが、ここでのテーブルコーディネートとは、テーブルクロスとナフキンのことを指します。
<テーブルコーディネートで追加料金がかかりやすいポイント>
・見積もり内に含まれていない色や柄がある
・ナフキンの折り方
見積もり内だけのものだと色味や柄が地味だったり、自分達で選ぶことができない場合もあります。
また、ナフキンの折り方にもこだわる人もいますが通常の折り方以外だと追加料金が発生する場合もあるので注意が必要です。
ナフキンの折り方は「ミッキーとミニー」がいい!と伝えたところ「通常だと料金アップしますが、業者に頼まず私達がやるので無料でできますよ」と神のお言葉をもらった♡
これも契約前に確認していたからできたことかもね!
・ブライダルフェアの時に見たコーディネートが可能か
・テーブルクロスやナフキンの種類
・(こだわりがあれば)ナフキンの折り方はアレンジ可能か
⑦装花関連
結婚式を華やかに飾る重要アイテムでもある「装花」はボリューム次第で会場の雰囲気にも関わってくるので尚更しっかり確認しておきたい項目です。
装花にはどこに含まれ、同時にボリュームも確認しておきましょう。
<最低限必要な場所>
・セレモニー装花、フラワーシャワー
・メインテーブル、ゲストテーブル
<オプションの装花>
・ウェディングケーキ
・ヘッド装花
・ブーケ、ブートニア
・贈答用花束
上記以外にもウェルカムスペースに飾る装花だったり、ケーキナイフに使われる装花だったり、マイクの持ち手に使われたりといろんなところで活躍します。
自分達のテーマに沿った装花で飾り付けをしたいという花嫁さんも増えてきているので、装花の色味や内容などのアレンジも可能かどうかも確認しておきたいポイントです!
私達の場合は、ゲストテーブルの装花を少し抑えてケーキ装花に回したり、見積もり内で装花を自分達で好きなところにカスタマイズすることができた!
メインテーブルの装花も他に回すために少し抑えて、持ち込み物(DIYアイテム)を飾って貧相に見えないように。といろいろと工夫したよ!
装花代を少しでも節約したい人は、余った分を他に回したり、ドライフラワーを利用したりのアレンジ可能かどうかも聞いておくといいですね。
・装花に含まれる内容、ボリューム
・色や花のアレンジが可能かどうか
・装花内でのアレンジが可能かどうか
⑧料理
試食会の時に出てくる料理は最高ランクのものが多いのに対し、初回見積もりの内容に入っているものは最低ランクのものが多いのも有名ですよね。
ゲストの満足度にかかわる重要なポイントである項目なので妥協はしたくないですよね。
<値上がりするポイント>
・見た目の美しさや味、ボリューム
・デザートの有無
・コース内容のアレンジ
・アレルギーや高齢者、お子様向けの料理があるか
やはり1番気になるのが、料理の見た目や量ではないでしょうか。
良心的な式だと、最低ランクのものでも見た目が美しく、味も量も満足できることもありますが、ほとんどの式場では追加料金が発生することがほとんど…。
よく見落としなのが「お肉の内容」で、国産牛なのか外国産ではかなり個人差がでます。
見積もり内のお肉は「オーストラリア産」だったけど、ブライダルフェアの特典で無料で「国産牛」にランクアップしてもらえた!
また、コース内容の価格帯や、人気のコースのもの、コース内容のアレンジが可能かどうかも聞いておきたいところです。
前菜、お造り、魚料理、肉料理、ご飯、デザートのフルコースからそれぞれ好きな料理を一品ずつ選んでアレンジすることができたからすごく助かった!
高齢者やお子様向けの料理はあるところがほとんどだと思いますが、アレルギーがあるゲストに対しての対応が式場によって異なる事もあります。
アレルギーがあるゲストに関しては、ボリュームは変えずに代わりの物を出すところもあれば、簡易的な代わりの物を提供するところも。
・最低ランクから最高ランクの料理内容を見せてもらう
・ゲストの満足度が得られる料理かどうか
・デザートが含まれているかどうか
・コース内容のアレンジが可能かどうか
・高齢者やお子様、アレルギーがあるゲストへの対応
⑨ドリンク
ドリンクにもランクがあり、最低ランクのものにはソフトドリンクのみで、アルコールやワインや日本酒が含まれていないこともあり、知らずにオーダーしてしまったゲストがいると追加料金が発生する場合も。
また、乾杯の時に用いるのはシャンパンが多いですが、その乾杯用のシャンパンがちゃんとプラン内に含まれているのかどうかをチェックしておきましょう。
フリードリンクと記載があっても「飲み放題」ではないこともあるので必ず確認しておきましょう。
・ドリンクメニューの内容(アルコールは含まれているか?)
・乾杯用のシャンパンは見積もりに含まれているかどうか
・フリードリンクとは飲み放題のこと?
・ドリンクの提供タイミング
⑩ウェディングケーキ
見積もり内のケーキではどんなデザインなのか、オリジナルで作成することが可能かどうかも確認しておきたいポイント。
デザインによっては材料費や技術代がかかることもあり、当たり前の演出だと思い込んでいるケーキ入刀にも料金が発生することもあるので注意が必要です。
生ケーキだとどうしても予算がかさばってくるので、少しでも節約したい人は、セレモニーケーキ(フェイクケーキ)にして、コース内容のデザートをランクアップしたり、可能であればデザートビュッフェを取り入れたりしてみるのもいいと思います。
見た目を重視したかったのもあるから、セレモニーケーキにしたよ!
コース料理の最後にデザートが付いていたから、生ケーキにしなくても全然問題なかったね♪
式場によってプラン内のケーキが何段か、大きさや形も異なるので、自分達がしたいケーキのイメージ写真や絵を見せて、予算内で可能かどうかをあらかじめ確認しておくのも大切です。
・予算内のケーキではどの範囲までのケーキが作れるかどうか
・自分達がしたいケーキのデザインが可能かどうか
・プラン内にケーキ入刀は含まれているかどうか
・生ケーキ・フェイクケーキにした場合の差額
⑪写真・アルバム
結婚式の大切な思い出となる写真はしっかり押さえておきたいポイントで、撮影カット数やデータを納品してもらえるかどうかはすごく大事です。
撮影カット数が少ないと後で見返した時に「これだけしか撮ってもらえなかった…」となり取り返しがつきません。
データ納品をしてもらえば自分達で後に印刷をしてアルバムを作ることも可能ですし、写真として何回でも見返すこともできますので、そもそもデータ納品してもらえるのか、別料金なのかは最初に聞いておきましょう。
カメラマンに関しては、式場が提携してくれているところがほとんどですが、自分達で手配すると費用を抑える事も可能。その際は持ち込みが可能かどうかの確認も忘れずに。
<見落としがちな項目>
①スナップ写真
②アルバム作成
①結婚式当日2人に密着した追っかけ写真撮影であり、2人の様々な表情を捉えた素敵な写真です。
これにも何時から何時までと撮影時間やカット数が限られている場合が多いです。
②アルバムの内容も最低ランクのものだとページ数が少なかったりする可能性も。新郎新婦用、両家用で3冊用意することが多いです。
クオリティは落ちるかもしれないけど、データ納品してもらえれば自分達でアルバムを作ることができてコスト削減できる!
・撮影カット数、時間の確認
・データ納品してもらえるか
・カメラマンの持ち込みは可能かどうか
⑫ムービー関係
結婚式が始まる前の準備の段階から、挙式から披露宴はもちろん、待機中のゲストの様子まで、当日新郎新婦が見ることができない場面までを撮影してくれます。
写真のときと同様で、どこからどこまで撮影してくれるのかの時間の確認と、DVDが何枚つてくるのかの確認を忘れずに。
当日ゲストの前で流すムービーも大きく3種類あります。
<ムービーの種類>
・オープニングムービー
・プロフィールムービー
・エンドロール
これら全て注文してプロに作成してもらうことも可能ですが、もちろん1つずつ料金がかかってきます。
最近では外部に発注して作成してもらうことや自分達でアプリなどを使い作成することも可能です。
オープニングムービーやプロフィールムービーは節約の為自作をオススメしますが、エンドロールに関しては、当日の様子を即興で作ってくれるのはプロしかできない技なので、注文することをオススメします。
結果全部手作りしたけどね。でもムービー作成初心者だったからすごく時間かかった。
1つ1つのムービーを注文するとすごく高いから、だいぶ節約にはなったね!
ムービーを自作する際の注意点としてはBGMの時と同じく、著作権に注意することです。
せっかく作ったのに「流せません」とならないように作成する前に確認しておきましょう!
・見積もり内ではどこからどこまで撮影してくれるのか
・DVDは何枚もらえるのか
・ムービー作成はそれぞれいくらかかるのか
・ムービーを自作する場合の著作権ルール
⑬衣装
花嫁さんが譲れない項目でもある「衣装」に関してもランクがありますが、見積もり内の金額だけでは取り扱っている衣装に限りがあったりするので好みのデザインが見つからないケースも。
見積もりの平均金額は以下の通りです。
・新婦洋装 15~30万
・新婦和装 25~35万
・新郎洋装・和装 10~15万
そして衣装の他にも必要なものはいくつかありますので、それらがちゃんと含まれているか、含まれていない場合のレンタル料金はいくらかもチェックしておきましょう。
<衣装以外にも必要なもの>
・ウェディングシューズ、グローブ、ブライダルインナー、パニエ、ベール、アクセサリー類(ピアス、ネックレス、ティアラなど)
ドレスへのこだわりは強い人が多いので、どうしても後から値段アップしがちな項目なので、自分で外部でレンタルや購入した方が安くつく場合はそちらも検討してみて、持ち込み料がいくらかどうかの確認もしておくといいでしょう。
・見積もり内で着用できる衣装の種類は何種類?
・取り扱っている衣装の写真
・小物も料金内に含まれているかどうか
・持ち込みする場合の料金
⑭ヘアメイクや着付け代
ヘアメイクは式が始まる前だけだから1回分だけ?と勘違いしがちですが、ヘアメイクリハーサルやお色直しの回数によって金額も変わってきます。
<ヘアメイク代がかかるタイミング>
・ヘアメイクリハーサル
・式前のヘアメイク
・お色直しのタイミング(回数により異なる)
<見落としがちなタイミング>
・ベールアウト
・引き上げ代
見積もりの書き方で多いのは
新婦ヘアメイク 140,000円(衣装2点分、メイクリハーサル含む)
という〇〇込みという書き方ですが、式場によって異なるので要確認です。
上記の<見落としがちな項目>であるベールアウトとは挙式後ベールをはずすことにお金が発生することで、もう1つの引き上げ代とは、結婚式終了後、メイクオフする際にかかる金額です。
お色直しの回数によって金額が変わるのはもちろん、「ヘアだけ」とか「メイクだけ」とか一部分だけ変更する場合の金額も確認しておこう。
勿体ない、必要ないと思われがちな「ヘアメイクリハーサル」だけど、当日ぶつけ本番でやるのはすごく不安!絶対にした方が良いよ。
他にも、新郎のヘアセットが含まれているかどうかも要チェックです。
・ヘアメイク代に含まれている内容
・新郎のヘアメイクも含まれているのかどうか
・ヘア、メイクどちらかだけの変更での料金
⑮両親やゲストの着付け・ヘアメイク
意外と見落としがちな項目の1つでもある「両親やゲストの着付けやヘアメイク」の料金。
<確認すべき項目>
・両親の衣装、着付け、ヘアメイク
・ゲストの衣装、着付け、ヘアメイク
父親ならモーニング、母親なら振袖などのレンタル料金や着付け代、それぞれのヘアメイクの確認。
必要ならば、遠方から来るゲストのための着付けやヘアメイクも忘れてはいけない項目の1つで、専用のスペースがあるかどうかの確認も必要です。
・両親のレンタル品や着付けやヘアメイク代が含まれているかどうか
・ゲストの衣装や着付け、ヘアメイクする場所があるかどうか
⑯ペーパーアイテム
最近では、よりオリジナル感を出すため、費用削減のためペーパーアイテムを手作りする新郎新婦が増えてきています。
式場にもよりますが、ペーパーアイテムは持ち込み料が発生しないところがほとんどなので、持ち込んで浮いたお金を他で贅沢する!というやり方も。
ペーパーアイテムの種類は以下の通りです。
<DIYがオススメなペーパーアイテム>
・招待状の筆耕、芳名帳、席札、席次表、メニュー表
<式場のものを頼んだ方がいいペーパーアイテム>
・招待状
1つ注意しておきたいのが、ペーパーアイテムはオリジナル感は出ますが、時間がかかるわりには節約金額が少ないという点です。
招待状の筆耕というのは「宛名書きの」ことで、頼めば一通200~300円で書いてもらえますが、宛名を書くだけなので時間がある方は自分達で書いた方がコスト削減に繋がります。
時間に余裕がある方は少しでも節約できるので手作りをオススメしますが、ただ1つ招待状については、式場のものを使用した方がクオリティが圧倒的に高いため手作りはオススメしません…。
・ペーパーアイテムに含まれる内容
・手作りした場合どれくらい節約になるのか
⑰引き出物・引き出菓子
ゲストへのおもてなしとして大事なのが「引き出物・引き出菓子」ですが、計算しにくい項目であるため、式場によっては見積額に大幅な違いがあります。
金額だけではなく、内容にも注目していただきたいのですが、引き出物や引き出菓子の内容はもちろん、贈る相手によってランクを変えたりするものです。
1人1人ランクを変えることは不可能な場所が多いのですが、〇個単位でAランクのもの、Bランクのものとランクをアレンジできるかどうかも重要なポイントとなります。
他、引き出物・引き出菓子の見積もりで見落としがちな項目がこちら
<見落としがちな項目>
・引き出物を入れる袋
・プチギフト
最近では引き出物・引き出菓子、プチギフトを持ち込み可能な式場も増えてきているので、その際の持ち込み料の確認は忘れずに!
・引き出物・引き出菓子の見積もり内の内容
・内容のアレンジが可能かどうか
・引き出物・引き出菓子を入れるようの袋はあるのか
・プチギフトの内容
2.見積もり書の中身を比較してみよう
上記で散々「初回の見積もりには最低ランクのものしか含まれていない」と説明してきましたが、相場より高かったからここは諦めよう…相場より安かったからここにしよう…!とすぐ決めるのではなく、見積書の中身を確認して比較することが大切です。
「見積書の内容が高かった」…としても含まれている内容が最高ランクのものだったとしたら内容によっては今後大幅な料金アップを避けられることがあったり、持ち込みすることで大幅節約できるケースもあったりします。
逆に「見積書の内容が安かった」としても最低ランクのものしか含まれていなければ、オプションを追加していく必要があるので、結果高くなってしまった…となってしまいます。
「見積内容は高かったけど、最高ランクのものが入れられていた」よりも「見積内容は安かったけど、必要最低限のものしか含まれていなかった…」の方が注意が必要ってことだね。
どちらの場合でも、少しでも節約したい方は「持ち込み料」で比較してみてはいかがでしょうか。
初回見積もりが高くても安くても「持ち込み料がかからず、持ち込み可能なもの」が多ければ大幅に金額を抑えることができるのです!
見積もり書をもらったら一度冷静な目でいろんな観点から見て考えてみることが重要ということです。
3.まとめ
結婚式場探しにおいて1番重視したいお金の事。
みんなわからないことだらけだけど、なんとなく契約してしまうと後々後悔してしまうこともあるので必ず契約前の段階で見積もり内容はチェックしておきましょう。
1つ1つの項目は多くて大変だと思いますが、
・ランクアップすることで料金アップ
・ゲストの人数が増えることで料金アップ
・アイテムを追加すればするほど料金アップ
この3つを頭に入れておくと整理しやすいでしょう。
<無料でできて特典がもらえる式場探しはこちら>
・ゼクシィ
・ハナユメ
・マイナビウェディング
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